卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

2007-04-24から1日間の記事一覧

間違い修正

カサンドラ、カッサンドラ 「イリアス」の登場人物の一人。プリアモスの娘。トロイア王女であり、予言の力を持つが、アポロンの呪いによって誰もその予言を信じないという悲劇の人物。トロイアの滅びを事ごとに予言するが、やっぱり誰にも信じてもらえない。…

弱点そのに

D&D

さらに言うと、WoCの製品シナリオにも駄作はあると思います。読んだ分に関してはすごいといえるんですが、そうでないものまで褒める気にはなれない。 同様に、海外のD&D環境がえらく理想的であるように書いてしまいましたが、それはまぁ、いいところしか見て…

弱点そのいち

D&D

で、まぁこのようにD&Dのシナリオを持ち上げたわけですが実のところその弱点もわかりすぎるくらいわかってまして。 やっぱり、D&Dは重いです。いや、現時点で比較される国産のゲームの取り回しやすさがすごいんだとは思いますが。 結びの文で、「なんなら僕…

結びというかなんと言うか

D&D

D16はこの文章のはじめで、D&Dの真価はd20をつかうゲームシステムにあるのではなく、遊ぶ環境を提供できるところにあるのではないかと書きました。 そして、そもそも英語でのD&D環境をそのまま日本の環境に持ってくることはできないのではないかとも。 です…

じゃあ、どうする? シナリオだ!

D&D

さぁ、製品シナリオの話をしましょう。 『赤い手は滅びのしるし』(原題:Red Hand of Doom)*1と『鬼哭き穴に潜む罠』(原題:Scourge of the Howling Horde)が翻訳されます。 前項で述べた“D&Dという環境”を完全に輸入することは、現在は無理です。翻訳サ…

トップ・モデルを履いた裏山のスキーヤー

D&D

本論に戻ります。 先ほどD16は「国内のD&D環境は決して楽観視できない」と述べました。その根拠としてあげたのは製品シナリオの少なさです。製品シナリオの翻訳が少ないことで一体どのようなことになっているのでしょう? 1つには、「D&D本来の性能が発揮さ…

カサンドラ(略)続き

D&D

○シナリオで知るゲームシステム やや本論から離れますが、D&Dにおける、WoC・TSRの製品D&Dシナリオ(以下製品シナリオと呼びます)と国産D&Dシナリオの(D16が理解している)違いについてここで明らかにしておきましょう。 それは「遊び方の提示を含んでいる…

カサンドラであって<del datetime="2007-04-27T00:11:48+09:00">欲しい</del>欲しくないD16の意見

D&D

○はじめに 『呪文大辞典』*1が発売されました。 夢じゃ、あんめえか。 そう、思います。 3.5版に限っても、現在日本でのD&Dプロダクト総数は、コア3冊+1(サイオニック)、クラス・種族本7つ、PHBII、高貴本に呪文大辞典。世界モノはレルムのプレイガイドと…