Contact Field Con
林産職の試験が終わったので、体が空いた。
自分への御褒美として、お世話になっている日高計画の日高様から誘われたコンベンションに参加してきました。
このコンベンション、AD&Dの老舗クラブA.D.D.Aと新進気鋭のCircle DATの共同開催。
自分の目当てはここ数年の片思い、AD&D。
プレイするだけなら自分たちでもできる。けれども、その道を長く続けた人たちとのプレイは絶対に得るものが多い。思えば高校から大学に入った僕のゲームスタイルを大きく変えたのもSelzevia World Suportの先輩たちとの高レベルD&Dパワーキャンペーンに接したからだ。
何事にもよき先達は必要である。AD&Dのマスターを思い立ったがゆえに、プレイはできるならば経験をつんだ人達としてみたかったのだ。
当日は快晴。胸躍らせてコンベンション会場へ。
コンベンションのスタッフの動きはスムーズ、部屋は六卓には少し狭いかなとも思ったけれども清潔で明るい。
びっくりしたのは配布物。プラ表紙のカバーに閉じて、表紙はカラーイラスト、中には今回のマスターの方々の挨拶とシナリオ予告、事前資料が入っている。装丁が見易くてそれだけでびっくりした。
自分はAD&D6〜8LV卓。ミドルレベルでD&Dなら冒険者が冒険者らしさを自覚するレベル。AD&Dの場合はもう少し実感レベルは高いのかもしれない。
DMはラパンドラ様、A.D.D.Aの代表の方。自分は恵まれていると思った。
一つの卓が潰れたとの事でパーティメンバーが増え、最終的には8人パーティとなった。構成は、
パラディンのナイジェル
レンジャーのジャスパー(D16がプレイ)
ファイターのジャック
クレリックのネモ
バーアリアンのグラード
エルフでファイターのシリオン
メイジのセンティ
そしてシーフのアン
堂々八人パーティしかもファイター系四人。こんな大所帯での冒険は初めてだと思う。ウォリアが多いのも。
#普段はPC四人とかだもんね
シナリオのほうは情報収集の重要なシティアドヴェンチャーから始まった。
情報が複数で錯綜して出る。これが一発もののシナリオとわかっていなければ、伏線として今は追及しないと判断するような遠く隔たった情報がでて来る。情報の絞込みと、事件の全貌の把握、それを遂行する為の情報交換と情報収集分担が今日組んだばかりのパーティのせいか上手く機能しない。
結局、時間軸に伴う儀式的殺人の進行を止められず、ラス前で敵の場所、正体を掴む。そっから「いろいろあって」シナリオ終了。
何?何が有ったかわからんって?
何があったか話してもわかってもらえないというか、すごさがわからないと思う。僕自身頭では理解できても「アレ」がどの位ヤバイ物かは肌では理解できない。D&Dでのロアリング・デーモンが出たって言えば、何人かは何が有ったのかわかるだろうし、なぜそれで生きているのかはわからないと思うし。
感想を。
まずは、プレイマナーについて。A.D.D.Aの方々が何人かプレイに参加していらしたが、その方々のプレイマナーに感心した。行動宣言の明確さと迅速さを重んじ、余計な負担をマスターにかけない。当然のことだけれどこれがシナリオの進行をスムーズかつ迅速にしている。また、行動宣言はまさしくゲームの行動宣言のため、プレイングに心地よい緊張感が常にある。
あとから、そのことを感想として述べたら、バーバリアンのグラードのプレイヤーさんが、「プレイメンバーが社会人で時間が貴重だから」と回答。非常に納得したが、よくよく考えると現在進行中のセルゼヴィアキャンペーンだって7人中五人が社会人。普段のセッションでのハンドリングにもっと注意しようと決意。まずはマスターの遅刻を……。(ああう、神無月先輩ぶたないで)
あとは自分について、プレイヤー技能の向上の必要性を痛感した。そのゲームに熟練した方とのプレイで、こちらはこのルールでのプレイはほぼ初めてに等しいとはいえ自分のキャラクターのハンドリングに隔靴掻痒の思いでいるようじゃいけない。さらに、ルールの理解面のみならずパーティを編成し運用の一角を担う能力にまだまだ欠けている。これらは今後のTN氏の魔人プレイや電光寺先輩との西の善き魔女キャンペーンで留意してゆこう。
あとは、公の場でのゲーミング技能だろうか。上手くいえないが。
楽しかった。それは間違いない。しかし、それ以上に悔しい思いも残った。
けれど、今までのセッションの経験上、悔しい思いをするセッションのほうがそこから得るものが大きい。まして、今回はセッション自体は楽しかったのだ。問題は自分の側にあり、それは明確。実り多いセッションだった。
最後に。 当日のマスターをなさってくれたA.D.D.A代表ラパンドラ様に感謝。
この機会を紹介してくれた日高計画の日高様に更に感謝。
また機会があったら揉んで頂きたいです。