卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

AD&D「The Keep」セッション第零回

 6/18の勢いを駆って、数年来の片思いの相手AD&Dを押し倒す為、友人のTN氏のサークルにてAD&Dをマスターさせていただくこととなった。
 今回は第零回としてキャラクターメイクと顔合わせである。
 この日の為にせっせと訳していた各種コンプリートハンドブックのキット一覧(抄訳だけどね)とキャラクター作成チャート類を編集しレジュメとする。
 このキャンペーンの目的はマスター、プレイヤーともにAD&Dのルールに慣れることを目的としている。
 従って、かつての赤箱の時のように、モジュールに極力従ってゲームをしようと考えた。
 えらんだモジュールは「Return to the Keep of the Borderland」D&D25周年記念のダンジョンハックである。このモジュール、手にとって読んだときからすごい感心させられることがあった。つくりが非常に丁寧なのである。
 初心者マスターへの手引きが随所にあり、また、ベッドタウンとなるKeepの設定も十分。
 NPCについての設定や、データも充実している。
 じつは、これを読むまでは既存のD&Dモジュールを使ってAD&DをするつもりだったがKeepに惚れたのでこいつをやってみようと思う。
で、キャラクターメイク。
 使用ルールは基本三冊+TofMに、CD-ROMに入っていたコンプリートハンドブック(デミヒューマン除く)呪文のスクール及び、スペシャリスト、追加呪文に関してS&M、戦闘に関してC&Tの1〜2章と武器データ。
 自分としてはAD&Dの基本三冊をシェイプアップした形のスタンダードなAD&Dを目指している(つもり)。もっとも、プレイヤーのほとんどがAD&D初めてで更にはルールブックに関してもまわし読み状態なのでこの辺のDMの意気込みはプレイヤーには関係ない話。
 ダイスメソッドはVで作ってもらう。
 しかし、ルールブックの数が少ないのと初めてのゲームでの戸惑いなどからキャラ作成は8割といったところで時間になる。
 やはり、プレイヤーにいかに早くルールに習熟してもらうかが今後の課題となりそう。