卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

夢のメモ

 ライティングハイ+コーヒー飲んで寝たらいろいろな夢を見たので。使えそうなやつをメモ。

嫉妬した相生樹
多分南の国のジャングル。夜中ジャングルの中を掻き分け進んでいると空き地に出る。月明かりが差し込み空き地を明らかにする。目の前には何組か、二本の木(タブノキとかそのあたり)が根元から絡み合って天高く(50mほど)伸びている。その木には両方とも枝も葉もない。そして、数組では片方の木が絡み合いから離れ、未練げに横様に伸びている。その梢の先は細くならずにやや広がってまるで人の歯茎と歯を模したかのような姿をしている。相生樹の立ちこみの中、そうした異形が数組混じっているのだ。そしてその異形の、歯を持った木のそばの立ち木や林床には大きな歯型の様な跡がついている。これは、相生樹の片方がよその木に色目を使ったため、袖にされた方の木が嫉妬に狂ってその姿を変えてペアや浮気相手を噛殺したのだ。そして僕の見ている前で、月明かりの下、樹皮を散らしながら相生樹が巨大な長蟲、蛭のように蠢きだす。顎を開いて僕達を襲い来る。
戸口に潜むもの
官舎の部屋で寝ているのだけれど、頭が冴えて夢と現の区別がつかない。僕は布団をかぶって寝る癖があるので視界は限られ、足下の方は見えない(横になっているので、どのみちはっきりとは見えないけど)。そして、寝室は足の方に引き戸の入り口がある。今の部屋は電話線を隣から引き込んでいてこの足元の戸口をしっかりと閉めることはできない。不意に何ものかが戸口にいて僕を見ている、そう思う。見られ続けている圧迫感が次第に高まり、僕はそろそろと布団を下げて足下の戸口を覗き込もうとする。引き戸の鴨居、引き手辺りまで見ると隣の部屋は暗がりで、はっきりとは見えないけれど特に何かいる様子はない。僕はじりじりと視線を下げる。圧迫感と緊張感は耐え難い。やがて、敷居まで見え、薄暗い戸口には何もいないことがわかる。なにやら安心して視線を天井に戻すと、枕元から伸びてきた指が僕の眼を抉り出した。
ストリートアート
webの素材に使おうと思って適当に、くたびれた街並みの写真を探す。コンクリで三方を固め、濁った水の流れる川の土手から対岸を写した写真だった。川に面した建物は町工場やくたびれた集合住宅が目立つ。僕は、画像処理ソフトで写真をいじるけどうまくいかない。自由選択ツール(投げ輪ツール)と間違えてペンツールで適当に線を引いてしまってから嫌気がさしてそのままやめる。別の日に土手を歩いていると対岸にあのおなじ街並みがあって僕のしたように適当に線が引いてある。ぼうっと見ていると集合住宅のまどからオバサンがじろりと見たので、目をそらした。やがて後にした所から人のわめき声が聞こえた。犯人を捜しているらしい。逃げる。
逃げられませんでした
男子寮。殺人鬼の残した日記に従い人が殺されているのに僕は映画を見ていたので気がついた。倉庫には腐乱死体が二人いる(これは仲間がそう言ったので僕は視認していない)、血のりのほかにいろんな体液がたまって染み状になったものがカーテンの奥や机の裏にこびりついている。いかん、逃げようと思って部屋を出ようとするけど同室の仲間がドアの外に出るのはヤバイと言う。僕もそのことはわかっていたので窓から外に飛び出すことにした。先に同室のヤツが飛び出したが、彼は建物と塀の間をバウンドしながら頭から落ちてエビ固めの姿勢でつぶれて動かなくなった。僕は助走をつけて飛び出したら木の枝の叉に首がちょうど引っかかって、ぶちと延髄が引ききれた音がした。
折れちゃった
>|首つながりってことで。十ウン年ぶりにメカ生体ゾイドをつくる。ゾイド最長スケールのセイスモサウルス(http://www.ne.jp/asahi/dboz/0/hp00x030718_012.htm)だ。組み立てて付属の台座につけて動かしていたら、倒れて長い首がポッキリ逝った。

 前二つは印象が強烈だったので、書き起こす際に修飾している可能性が高い。他にもいろいろ見ていたけど形になるほど残っていないのでパス。