卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

ぴっちのない土曜日

 実際の最終回は去年だったわけで最終回についてはいろいろといいたいこともあるのだけど、とりあえずスカパーで追っかけてったのが追いついてからにしようと思う。
 先週の土曜日、寝床で眼を覚ましたのだけど「そうか、もうぴっちは終わったんだっけ」と思って二度寝してしまった。
 アニメが生活パターンを作っていると、放映後にえらくさびしい思いをする。もう、土曜の朝にあのおばかな連中の会話が聞けないということに戸惑ってしまって。
 
 以前、自分のサイトで書いた(http://www.trpg.net/user/D16_Web/Diary/Yabo_diary0403.html#04/03/25)のだけど、個々の回や全体としての質に上下はあっても一年通して物語に付き合うっていう姿勢がこうした感慨を作り出すのだろう。そして、幸いなことにぴっちピュアは、割と上手く時間を使って話を構成していた。そのことを強く感じたのがサントラを聞いていたとき。
 「闇のBAROQUE〜バロック〜」、「暗黒の翼」、「花と蝶のセレナーデ」の並びのところでちっとばかり、鼻の奥がつんとした。
 ぴっちは悪役たちに味があった。とはいえ、エッジが立つほどにキャラが尖ってたわけじゃない。悪役の立ち居振る舞いや行動がわりと一貫しているのだ。さらには、この悪役たちはあんまりためらわないし、ホントに楽しそうに主人公たちに挑みかかってくる。
 特に、シリーズ2作を通じて登場したブラック・ビューティ・シスターズ(シスター・シェシェとシスター・ミミ)が良かった。ミミはショートカットだし。