卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

ハムナプトラ、ハムナプトラ2、スコーピオンキング

 お仕事を一緒にさせていただいている岡田さんからお借りした、DVDボックス。
 

レジェンド・オブ・ハムナプトラ DVD-BOX

レジェンド・オブ・ハムナプトラ DVD-BOX


 ハムナプトラとハムナプトラ2は同じ登場人物が出る作品。スコーピオンキングはハムナプトラ2からのスピンアウト。
 感想を言うと、「明るく、軽めのインディジョーンズ」って感じでしょうか。こんな風に書くと二番煎じとか思われるかもしれませんが、まっとうに見て楽しめる「二番煎じ」って難しいですよ? 
 この話の主人公、インディ・ジョーンズと比べるべくもないのですが、いいかげんっぽさとノリの軽さがほんと感じがよくって。それに、登場人物の個性は決して通り一遍ではないです。つか、癖がある。特に小悪党っぷりが。そう、インディジョーンズはヒーローだけど、この話の連中はぜんぜんヒーローじゃない。D&Dのミッドレベル的に見苦しく、それでいてタフな連中です。
 それはそれとして、こういう絵に描いたような冒険探検ものとしてはえらく面白かったです。特撮の使い方も許容範囲かな。

 一方でスコーピオンキングはまさしく「コナン・ザ・グレート」とか「タイタンの戦い」とかの冒険活劇映画でファンタジーというよりもソード&ソーサリーという趣き。
 これまた、ここ最近ないタイプの映画なんですよね。主人公が頭だけ出して埋められており、人喰いアリに襲われるなんて見ててうれしくなりません?