卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

仙台Game Dayレポート

 いや、すっかり更新できずにいましたが今月頭、11/3。杜の都仙台にて、D16はGame Dayに参加してまいりました。
 当日はまぶしいくらいの快晴、たとえ屋内で遊ぶにしたって嬉しいものです。
 実のところ仙台では11/3と4のなんと二日連続でGame Dayが行なわれました。D16が参加してきたのは仙台模型さん主催の11/3のGame Dayです。DACにいつも来てくれているさぼりっこさん、根尾さんたちのお誘いを受け参上いたしました。

 経度の都合で、全世界で最初のGame Dayは札幌会場に譲ったものの(笑)本州最東端の会場として先陣をきることに。
 集まったDMは6名。プレイヤー数は25名以上!
 自己紹介の後、スムーズに各卓に分かれて冒険開始。私がマスターを勤めた卓では人数が4人。そこでクレリックをNPCとして妙にドワーフ・フレーバーの濃い事前作成キャラクターを操りつつ、ドワーフのフロストシルヴァー氏族の廃墟に侵入。
 発起人のさぼりっこさんが準備してくれた入念なルールサマリや、プレイング・マテリアル(アイテムや呪文が全部カードになってました!)のおかげで渡されたばかりのキャラクターも迷わず使いこなせたようです。
 いったん20面を振り始めてしまえば、初顔あわせでもイキが合い始めるのがD&Dウォリアーたちの性(笑)。着々と遭遇をこなしてゆきました。

 D16が担当した卓では、ちょっとダンジョン内でDMがワンダリング・モンスターを振った結果いろいろとありましたが……。まぁ、生き延びたのでOKでしょう。うん、非実体クリーチャー3連続というのも出目だから仕方ないですよ(目を逸らす)。だって、DMGにある4レベルのダンジョン・ランダム遭遇がそういったんだもん。


 終わってからは各卓の感想を聞いてみました。
 びっくりしたのが、青森県を除く東北五県から参加者が集まっていたということ。特に隣接する山形県からは半数近くが越境しており、卓の中には気がついてみれば山形からの参加者で構成された卓もありました。
 連絡や地元でのコンベンションのお知らせをする人もあり、この機会を通じていっそうD&Dを遊ぶ人たちのつながりが結びついてゆくのが実感されました。

 ちなみに、個人的なこととしては地元の山形県から来てくれた参加者の方に十数年ぶりの知己がいたのがうれしかったり。

 それにしても、みんなが同じシナリオを遊ぶってのは良いものです。
 この日、このイベントに参加した皆さんは、たとえ自分たちが北海道に住んでいようと、沖縄に住んでいようと、フロストシルヴァーのダンジョンについて話し合えます。そう、タラちゃんの微妙な武器選択や、よりによって裂け目を渡ってる、あのタイミングで出てくるアレについて文句を言い合えるのです(笑)そう、文字通り、世界中の仲間(ウクライナベネズエラから、カナダにドイツ、そしてもちろんアメリカ)たちと。
 同じ冒険を共通の体験として語り合い、話し継ぐことができる。これって、赤箱のキャリオン・クローラーやトラベラーでの「ミスリルの使命」と同じように、ゲーマー同士のつながりを感じられるイベントなんですよね。

 来年もまた行なわれるだろうGame Day。次は、ぜひ皆さんも参加してみてはいかがでしょう?