卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

キャラのVol.6

 そういえば、もう出ているのでした。

キャラの ! 2008年 01月号 [雑誌]

キャラの ! 2008年 01月号 [雑誌]

 下敷きは初音ミクだったので、ちょっと嬉しい。
 じゃなくって、『若獅子の戦賦・監獄島編』です。表紙では「大爆走連載中!」とありますが、爆走というより一部暴走ですねぇ。

 今回、リューマたち一行は監獄島に赴き、そこで石像刑に処せられた父親を探すわけですが、田中天さん操るスリンガーといしかわさん操るノトスがヒドイ&素晴らしいプレイングです。とゆーか、“新世紀エルフ救世主伝説”って何だよ(笑)井上さんもゲーム中言ってましたが、

「生首蹴っ飛ばすような女がヒロインやっていいのか(笑)」

 ホントはここもっと痛快なやり取りがあったんですが、いろいろヤバイので泣く泣くオフレコ。
 今回リプレイの中にも書いてあるんですが、とってもうまく話を進めてくれたおかげでダンジョン探検っぽくならずにストーリーが進行しました。
 自分たちで考えた侵入方法だったんで、アクシデントへの対応もスムーズ。いざというときのノトスの行動はぜひ本編で確認してみてください。

 モンスターとしては、ドウェルガル(黒ドワーフ

グリムロックを出しました(井上さんのイラストがすごく悪そうでイイです)。

グリムロックはクラシックの時にはなじみなかったのですが、3.0版の連作シナリオでカッコいいNPCとして出てきてから割とお気に入り。ドウェルガルはNight BelowのDuergar Slaverがたくさんダブったので登場というのが事実。
 実のところ、リプレイの一行はダメージ・ディーリングに長けているので大物一体よりも小〜中クラスいっぱいにてこずるのではないかと思って遭遇をデザインしてみました。
 特にグリムロックの方はクリーチャー・コンボも狙ってます。
 その結果がどうなったかというと、リプレイの通りでしてノトスにやられたという感じです(笑)
 リプレイを読んで勉強してくれると、日本に厭らしい戦場コントロール術者が増えそうですね。

 次回で、監獄島編も一区切り。
 現在は文庫2冊目の作業中です。
 来月もよろしくお願いします。