卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

D&D4th Primerについて

http://d.hatena.ne.jp/D16/20080302#p1で、紹介したD&D Experience 2008での4th紹介文
 訳さなきゃなーとか思っていたら、Paladinさん(http://paladin.exblog.jp/)が訳してくれました。
 感謝!

D&Dについて君に知っておいてもらいたいこと(仮訳)

 さらにいしかわさんところでPHB呪文のリークが

PHB掲載Spell リーク
(元情報http://www.enworld.org/showthread.php?t=220481

 これらと先に公開されたプレロールドキャラクターのデータ(Zip、PDFファイル)をあわせてみると4版の全貌がちょっと見えてきますね。
 プレロールドキャラクターは、いずれもLV.1キャラクターでドワーフ・ファイター、エラドリン・レンジャー、ハーフエルフ・ウォーロック、ヒューマン・クレリック、ティーフリング・ウィザード、ハーフリング・パラディン。
 ついでに、コボルドのデータも出てますね。これまたいしかわさんところから。

 やはり大きいのは治癒が個々人で行われるアクションになったこと、アクションポイントの導入、あたりでしょうか。
 英断と思ったのは、斜め方向への移動も一マスとみなすということ。

 徹底的にミニチュア戦闘でのプレイしやすさ、迅速さを考えた改訂という感じです。
 探検や冒険に関するルールがどうなっているのか、そこがまだ公開されないのでやや不安だったり。

 見てみると、FighterはHealingSurgeが13/day、Clericが8/day、Wizardが6/day。
 Clericだけど、Healing Wordという特殊能力があって、これを使用すると対象はその時点でHealing Surgeを行え、その回復量に1d6+4されるというものらしい。Clericが手番を使って回復することで、対象は自分のターンでないにもかかわらず回復できたうえで回復量が増すということなのだろう。
 つまり無限に回復できるわけではない。対象のHealing Surgeがその日の分終わってしまったならHealing Wordも意味を持たないだろうからです。

 しかし、本当にアグレッシブにシステムを変えてくるなぁ。

 3版でも人によってはそうだったけど、4版は赤箱復帰組にとっては完全に別ゲームとなってしまうだろう。

 ただ、D&Dらしさってルールのくせや特徴以上に、「どんな冒険を行うのか」という点にもあったと思うのです。で、事前に出てる本などを読むと、そこはかなりデザイナー意識している模様。

 まったく、楽しみです。

Player's Handbook: A 4th Edition Core Rulebook (D&D Core Rulebook)

Player's Handbook: A 4th Edition Core Rulebook (D&D Core Rulebook)