卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

赤箱復活

 D&D第4版の赤箱が、書影コミで公開されてます(http://bit.ly/cC6KP2)。もう一度あの洞窟に戻る人も、改めて挑む人も、この製品から冒険に旅立とう!
 4gamerでも記事になってますね!> あの伝説の「赤箱」がここに復活。TRPGダンジョンズ&ドラゴンズ第4版 スターター・セット」,ホビージャパンより12月4日発売… http://t.co/iepDgla
 もちろん公式のプレビューも来てます(http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/news/4th_starter/index.html

 目を覚ましたら、赤箱情報が蝉丸P(@semimaruP)経由で爆発的に広がってた。あみあみの方(http://bit.ly/cC6KP2)で予約がどれくらいになるのやら。そいえば、他の製品は値段はママなのに、赤箱は値下げになってるのはどうしてなのかしらん
 とはいえ、4版赤箱は単なる懐古商品ではなく、旧ユーザを現在のD&D環境に呼び戻すための商品、既存ユーザ側としては、改めて赤箱を手にした人を、どうやって現在のD&Dシーンにつなぎ止めるかが課題だよね。
 まずは、まだ日本ではアナウンスされてないけれど、順番的にほぼ確実に行なわれるだろう、D&D GameDay 赤箱を大規模に、そしてその存在を(開催が明らかになった時点で)4版赤箱を手に取った出戻りユーザに着実に届けることが必要だろう
 実のところ、これまで日本各地でGameDay開催に協力してくれていたD&Dユーザの皆さんの力があれば、これ(赤箱GameDay)の開催自体はあまり心配していない。こういうときにユーザの活動を信じられるのは本当に心強い
 プレイングスタイル的な差はどうだろう? 旧赤箱と4版赤箱には確かに差はある。一番大きいのは、グリッドを使った戦闘ゲームとしての側面が復帰組には顕著に見えるだろうということ。それをして「ルールが複雑化」という風に取られる可能性は否めない。
 また、DMする側も戦闘遭遇についてはそのように扱うのになれているが、往時のユーザはそこまでゲームゲームしてないやりとりをしてた人も多そうだ。このあたりは自分の経験に基づいてるので、必ずしもそうじゃないかも知れないけど……。
 対象とする人にどれだけ届くかわからないけど、旧赤箱から4版赤箱に至るまで、RPGのプレイングスタイルにどのような変化があって、ゆえにこのように変わっているのだ、という解説記事とかはあった方が良いんだろうなぁ
 あとは、プレイ方式の多様化も伝えておきたい。具体的にいって、Delve形式の遊び方や、オンラインセッション、GameDayや各地のコンベンション情報など。で、それらにはSNSやTwitterなどでの情報提供が重要になるだろうと思う