卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

バジリスク最終回

 まだ、最終回は読んでいないのだけれど。
 とりあえず、せがわまさきバジリスクISBN:4063461971たらしい。
 始まった頃、D16は自分のページでこんなことを書いていた。
 

山田風太郎は映像化において厄介な代物なのだ。マンガ以上のアクションが文章で為されているから、マンガ以上のデフォルメが文章で為されているから。 けど、これをマンガ化するのがせがわまさきなら話はまるで別だ。 はじめて鬼斬り十蔵を見たときの衝撃は忘れられない。 時代マンガはある、とみ新蔵をみろ。さいとうたかををみろ。忍者マンガはある、白土三平をみろ、横山光輝をみろ。けれど、時代伝奇の空気をもったマンガ書きは少ない。

 
 まったくもって何様の台詞だけど、自分の感覚が間違っていなかったということ、期待に応えるデキだったことを本当に嬉しく思う。
 で、なんでも次の風太郎忍法帖を書くらしいのだけど……。何だろう?
 本命は魔界転生なのかなと、思う。けど、これまでさまざまに映像化され、風太郎忍法帖の中では陳腐に過ぎる。いまさら、そんな感じだ。
 伊賀忍法帖は続きといえば続きなのだろうけど、甲賀に比べれば2段も3段も落ちる。
 「できるかどうか」ではなく「みたいかどうか」でいえばそれは間違いなく「くノ一忍法帖」なのだけど。
 あとは、柳生忍法帖忍法忠臣蔵かな。