卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

課題図書の順番。

 「呪術と占星の戦国史」ISBN:4106005328と思ったけど止めることにした。手元で積読になっているオカルト関連書籍を順番に読んでいった方が、得るものが多そうだったからだ。この本は事例がたくさん上げられているのだけど、その事例中に引用されている文献とかに易占や陰陽道の単語が頻出していて、自分にそれなりの知識があればより理解が深まると思ったからで。
 これには「陰陽道―呪術と鬼神の世界」ISBN:4062582449大ヒットだったというのがある。陰陽説、五行説の解説から実際の陰陽師がしていた仕事、役割を文献資料をもとに鮮やかに示してくれた。“フィクションとして”の陰陽師についてはいろいろ紹介されているけど、“実際の技術官僚”としての陰陽師について示しているのはこれ以外にはかなり専門的な書籍になるだろう。
 何事にも先達ってのは欲しいね。ホント。
 で、とりあえず次に読みすすめることにしたのは、「日本秘教全書」ISBN:405401643Xところ聖徳太子、星への崇敬、といったところから密教について書いてあって、やはり勉強になることが多い。
 これとは「異形の王権」ISBN:4582760104。中世伝奇思考を身につけてしまおうという魂胆。