Wizards Presents World and Monsters(その1)
晩酌のつまみ代わりに抄訳。
作業一息ついたり、何かぼけっとしたい時に続くかも知れませんが,期待せずにどうぞ。続くかどうかなんて僕知らない。
まぁ、今更という話もあるけど。
基本的に僕が興味もってネタとして話したいところだけで、当然バイアスかかってるので、鵜呑みするのは危険。
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新たなゲームは何とも予想外の折にやってくることになった。あー、もちろんこの言葉は正しくない。誰もがD&D4版の到来は予想してた。けれど、実際の所、研究開発チームは次代のD&D開発は2005年まではそれほど真剣に考えてなかった。この年こそが、ぼくたちがいかにして4版を開発してゆくか、これまでとは別の考え検討し始めた年である。
ぼくたちはちょっといじる位のレベルから、まったく別のゲームシステムをまるっと作ることまでいろんな可能性を検討した。たいていの場合それは単なる思考実験に過ぎなくて開発チームがいつもやっている調査的なデザインのたぐいだった。変革の原動力となったのは、君たち、D&Dプレイヤーたちだ。君たちは掲示板やコミュニティ・フォーラム、調査、そしてイベント(セミナーやトーナメント、出先での議論)での個人的な意見などで、数多くあらゆる種類の価値計り知れないフィードバックをもたらしてくれた。
三版のゲーム・メカニクス、ぼくたちがd20ゲーム・システムと呼ぶものは、おそらくこれまでデザインされたロールプレイング・ゲームのシステムの中でももっとも活気あふれて頑健、そして楽しいシステムだ。
けれど完璧ではない。
ぼくら研究開発チームたちが第三版に没頭すればするほど、その欠点と楽しさを妨げる複雑さが口にされるようになった。ましてやプレイヤーやDMはもっとそれを感じていた。
僕らは、このゲームをよりよいものにすることができる。ぼくたちは、このゲームをより早く、より直感的にわかりやすくできる。ぼくたちはこのゲームの楽しい部分を妨げてた複雑な部分をなくすことができる。だから、2005年5月から開発を始めた。
これと同時に、ぼくたちはDungeons & Dragons Insiderのアイデアも着想していた。プレイヤーとDMの為の1セットのデジタル・ツールは、既存のd20システムに押し込むにはちょっと強力すぎた。だからぼくたちはこのツールをフル活用できるようにゲームを再構築しなければならなかった。この二つのコンセプト、新たな版とデジタル・ツールの先駆性が一つになった時、今こそD&D4版を計画すべき時だとぼくたちは知った。
D&D4版 について
そうだ、D&D4版は来る。
(以下プロダクトの予定なので中略)
この本は新たな版のプレビューであり、同時に新たな版のデザインの背景で何が起こっているかを君たちに知ってもらうためのものでもある。この号は世界を形作る要素とモンスター、その他DMやプレイヤーが気になるだろうD&D世界がどのようなものになるかを扱う。もう片方ではキャラクター種族やクラスを扱ってる。
(以下この本の内容がまだデザイン途中のものだよと断っている。また、この本ですべてみせるわけじゃないよとも。とりあえず中略)
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Wizard's Presents: Worlds and Monsters (D&D Supplement)
- 作者: Jennifer Clark Wilkes
- 出版社/メーカー: Wizards of the Coast
- 発売日: 2008/01/15
- メディア: ペーパーバック
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感想。
早くするというのは、わかるなぁ。
技能に関しては4版のシンプルなスタイルは良い線行ってると思うし、できることが減ってるとも思わない。
呪文の効果時間についても結果として遭遇単位か時間単位で運用することが多くなるから、実情に合わせのかも。
個人的には3.5版の呪文などでセーヴ、呪文抵抗、そしてエネルギーへの抵抗力と対抗が多すぎたのがスマートでないと思った。というか混乱するよあれ、よくわかってないと。