海燕、Around the World

　　告知3つめー。

　来月のGame JapanからD&D4版のリプレイ、『海燕、Around the World』が連載開始されます。
　今月号にはちらっと登場キャラクターのラフが載ってますね！　DMとライティングは柳田真坂樹が努めさせていただいています。

　このリプレイ、ニュースが二つあります。
　
　一つは、若獅子に引き続く豪華メンバー。
　人と魔の血の狭間に悩む、ティーフリングのローグ「グレイ」にはイラストレータの戸橋ことみ（ROBOT　JUNKYARD）さん。『三国志大戦』にて傾国の美女・貂蝉を描いて多くのユーザを骨抜きに。ご自身も数々のゲームを遊ばれるヘビーゲーマー。とはいえRPGは初めてと言うことで、他の煮染めたようなメンツとは違う新鮮なプレイイングが印象的でした。
　グレイの親友にして借金の取り立て人が、ヒューマンのウォーロード、レイフ。中の人は小太刀右京さん。リプレイの本文でも出てくるんですが、本当にプレイ上手なんです。レイフの親父やおつきの侍女とかNPCとして僕が演じるんですが、やりとりを何時までも続けていたくなる。戦闘でもRPでも要所できっちりと締めてくれる。
　新種族ドラゴンボーンのレンジャー、ザナディーンは若獅子の戦賦に引き続き、田中天さんに来ていただきました。ご自身も4版を遊んで居られて、自作キャラクターシートやセッション・レコード・シートには大変お世話になりました。今回も尖ったキャラでねえ。【筋力】20の二丁斧使いなんですが、ポイント【筋力】につぎ込んだために【敏捷力】も【耐久力】もそこそこで、AC14とか言ってるんです（笑）　いやさ、スリンガーは遠隔だったけどこのキャラめっちゃ近接じゃない！　なんでそう前のめりなんですかッ！
　4人目はドワーフ、ファイター、桂令夫といういろんな意味で鉄壁なドーリン。
　桂さんとは普段から遊んでいるのですが、拝み倒してリプレイに参加していただきました。来ていただいたら、期待通りの桂節。本人が意図しないところで笑いを持っていったり、田中さん、小太刀さんとでうんちくトライアングルを構成したりとすごいことに。
　そして5人目、お目付役にエラドリン、ウィザードのアウラをプレイする編集アサコさんです。ええ、今回は主人公枠からそれて抑え役というかお目付役です。キャラ作成を相談するうち、誰も女性キャラをプレイしそうにないのに気がついて、自ら彩りを添えることになったんでした。

　というか、他のリプレイでGMおよびライティングをしている田中さん、小太刀さんに加えて、あの桂さんと言うことで、するするとストーリーが紡がれてゆく様は見事と言うほかありません。しかも収録時には前記事の塚田君がルール・グルとして傍らにいてくれてたので……。
　あれ、今回僕ナニしたっけ？

　そして、大きなニュース二つめ。
　今回のリプレイですが、舞台はフォーゴトン・レルムになりました。
　さすがにはじめの収録にはレルムのサプリは使えなかったんですが、この先レルムのプレイヤーズ・ガイド、ワールド・ガイドを使って、大冒険を繰り広げる予定です。
　とりあえず、冒険開始は3.5版時から100年後のレルムはオームーの外れから。
　ワールドを使い倒す気概で遊びます！

フォーゴトン・レルム・プレイヤーズ・ガイド (ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版サプリメント)