卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

ほぼ20年ぶりのガンプラ

 嫁がいないので、何となくガンプラでも組んでみようと思い立つ。

 さすがにPGで復帰は辛いなー、等と考えてたのでMGの06Rザク2かガンダムMk2あたりと考えて、おもちゃ屋へ。

 3回ほど、挫折して手ぶらで帰ってくる。

MG 1/100 MS-06R-1A 高機動型ザクII 黒い三連星仕様 Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

MG 1/100 MS-06R-1A 高機動型ザクII 黒い三連星仕様 Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)


MG 1/100 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様) HDカラー (機動戦士Zガンダム)

MG 1/100 RX-178 ガンダムMk-II (エゥーゴ仕様) HDカラー (機動戦士Zガンダム)

 いや、その。
 種類が、多すぎて目移りしてしまうのよ。1/100のMGを考えてたのだけど、思った以上にボリュームがある→なら1/144のHGUCシリーズ……数多すぎ!
 しかも、みんなデキが良さそうだし。

 こうなってくると、頭がグルグルして「なんでこんなに種類あるんだよ!」とか逆ギレしたくなってくる。自分の守備範囲としては一年戦争からZガンダム付近まで、どちらかと言えばMSVのシリーズが好きなんだけど、それにしたってドムもグフもゲルググもあるし、だれだよゾックのHGUCなんて作るのは(笑) あんな裏表同じな固定砲台。

HGUC 1/144 MSM-10 ゾック (機動戦士ガンダム)

HGUC 1/144 MSM-10 ゾック (機動戦士ガンダム)

 まるっきり小学校から中学校の時の自分と一緒で、箱絵やサイドの完成写真を見つつなにを買おうか、どれにしようかと迷いまくる。

 こういう時、以前の自分はギミックや装備武器の数でものを選びがちであって、その結果なぜかドライセンを買ったり(たくさん武器があったんです)、ほぼ完全変形と言うことでギャプランやガザDを買って微妙な思いをしたものでした。トータルバランスが一番だよ、たぶん。
 その伝で言うとマラサイとか作ってて楽しかったナァ。

1/144 ドライセン AMX-009

1/144 ドライセン AMX-009


1/144 Zゼータガンダム ギャプラン

1/144 Zゼータガンダム ギャプラン

 で、だ。何を買うのさ。

 ジムのカスタムもいーなぁ、あ、シン=マツナガ機もでてるのか。あ、いやこれはホワイトオーガだ、そいえばゲルググってあんまつくんなかったな。あ、MGのガンダム、ザクはVer2があるのか(さっきHGUCシリーズにしようと言ってたのに!)、でもやっぱり06Rザク2カッコ良いなー。

 で、30分ほどなかばイライラしながら考えて、疲れて、手ぶらで帰宅というのを3回ほど繰り返したあげく。

 結局30年モデルの1/144ガンダムに決まりました。何とも意外性のない選択。

HG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.G30th (機動戦士ガンダム)

HG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.G30th (機動戦士ガンダム)

 組む。ずいぶんと手抜きで工具はニッパとナイフくらい。塗装はスミ入れのみ。
 で、びっくりする。嫁がMGアッガイを作っているのを見た時にも思ったのだけど、なんというか、このガンプラはプラモデルを作っていると言うよりアクション・フィギュアを組み立ててる感じだ。1/144で肩関節が引きだしになってたり、腰アーマが分割されてたりするんだなあ、今は。
 色プラの部品構成もものすごく、掛け値なしに塗装の必要がなかった。何より、パーツの合いがびっくり。バリやヒケなんて全くないのね!
 プロポーションがよくなっているのは進化として当然の方向(いや、それでも対したモノだと思う)だけど、この組みやすさやアクション性の高さは、子供の頃の僕が見たら嬉ション漏らすような代物になってるナァ。

 というか、プラモつくるのに接着剤が必要ないなんて!

 のんびり、3晩ほど酒のつまみとしてつくって完成した。
 次は、1/100のシン=マツナガ機でも作ろうか知らん。