Aマホ・ガンパレ編のリプレイです
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2009/02/14
- メディア: 大型本
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前回紹介したハトサーベル小隊、彼女たちの初の本格的な軍務、になるんでしょうが……。
鳩サブレーをエロく喰うのにひたすらこだわるわ。
速水螺旋人さんのキャラはこてこてにオヤジだわ。
水陸両用戦闘車両(マリンコ)は技能が足りず、結局川沿いの道路を走っているだけだわ。
しみじみと、あー、この戦争は負けるわ。という気分になりました(笑)やってる本人達はマヌケっぷりに笑ってましたけど。
開高健の輝ける闇って小説がありまして、彼がベトナム戦争の従軍記者として視線をさまよった時の話が書かれている本当に美しい文章の傑作なんですが、戦争の只中にあって、ぽつんと間が抜けたような時間があることを書いています。ミクロに言えば、それは昼寝の時間だったり、マクロで言えば怪魚がいるというイケを潰すために爆弾でため池をひたすら壊す士官との乾いた笑みまじりのやりとりだったりします。
開高健はその後、九死に一生を得る経験をするわけですが、思い起こすと今回のセッションもそんな、戦場におけるエアーポケットのような日常だったのかも知れません。
いや、爆発してたらこんなこと言ってられなかったんだろうけど。
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1982/10
- メディア: 文庫
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