卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

<a href="http://www2.bbweb-arena.com/troll/">DAC(D&D翻訳20周年記念コンベンション)</a>

 8/27〜28日にかけて、東京都でD&Dの翻訳20周年を記念してコンベンションが開かれます。
 現在有志によって鋭意、準備が進められています。詳しくはこちらを→http://www2.bbweb-arena.com/troll/
 昨年まで行なわれていたAMCのように、D&Dのユーザによって行なわれる手作りのコンベンションで、腕に覚えあるDMのかたがたの影もちらほら。
 自分も、末席でDMをやらせていただきます。このページをごらんの方で、D&Dに興味ある方はぜひいらしてみてください。

DAC予告 8/27 D&D3.0版セッション「ギガンティスを引き上げろ」

 というわけで、ここに当日行なう予定のアドヴェンチャーの予告を。

"君たちは次元界都市、シギルをホームタウンとする冒険者。この都市ではソコソコかもしれないが、物質界 だったらいっぱしの英雄といえるだけの腕は持ち合わせている。
 この都市で持ち込まれる話はいつだってきな臭いが、今日の話は飛びきりだ。
しばらく前に行方知れずになった次元間交易船が見つかったらしい。
とはいえ、それはちょっとばかり回収が困難なところ。だからこそ君たちのところに話が来たわけだが……。

 船は沈んでいる。そして流れている。ステュクスの底を。
 そのとおり、下層次元界を流れる次元界行路にして暗黒と忘却の大河、ステュクスにその船は沈んでいる。
 船の名は「ギガンティス」その船倉に託された“何か”を依頼主は欲している。
 だが、厄介な仕事であればあるほど興味を引かれるのが冒険者たる君たちの性ってものだ。

 この困難な任務、君たちは見事成功させられるだろうか?"

  1. 使用ルール
    1. 3.0版日本語版コアルール3冊
    2. 武器装備ガイド
    3. 次元界の書

 マスターは他にモンスターマニュアル2、不浄なる暗黒の書を使います。

  1. 対象キャラクターレベル
    1. 3.0版PCで、9〜10レベル(詳細は後日)。

 日本語版から始めて、高レベルをやってみたい、もしくはやりかけたけどまだ感じがつかめない人向けに、高レベルの楽しさを知ってもらう冒険を用意します。
 外方次元界を舞台にした冒険はまさしくD&Dならではのもの、参加される皆さんはぜひ『次元界の書』で下方次元界やステュクス河について知識を仕入れておいてください。物質界のみの知識では少し大変かもしれません。

DAC予告 8/28 D&D3.5版セッション仮題「灰鷹忍法帖」

"CY589年、ニロンド王リンワードの花嫁ゼニア卿が、婚礼の道行にて倒れた。
ゼニア卿の遠縁にして“八者の円”の一人、ジャラージ・サラヴァリアンはその背後に、なぞの一団を見る"

  1. 使用ルール
    1. 3.5版日本語コアルール3冊
    2. 戦士大全

 マスターは他にExpand Psionic Handbook、モンスターマニュアル2、次元界の書、Fiend Folio、Monster Manual3を使用します。

  1. 対象キャラクターレベル
    1. 3.5版PCで、9〜10レベル(詳細は後日)。

 このセッションは“特定のルールを使って特定の雰囲気を出すこと”を重視してみます。D&Dの楽しさの多様性を楽しんでいただければ幸いです。
 戦士大全の上級クラスをフルに使い、Low−Magicなグレイホークで、山田風太郎的な伝奇モノをやってみようと思っています。さまざまな武芸の達人たるPCたちが、奇妙な技を使う敵相手に、囚われの姫を探る。そんな感じを思い浮かべください。
 レギュレーションは後日述べますが、基本的にPCに呪文使いはナシです。魔法のアイテムも少なめで。
 一応グレイホークが舞台ではありますが、背景を知らないでも楽しめるようにします。それよりは、『忍法帖もの』 の雰囲気に慣れていてほしいですね。
 とりあえず、山田風太郎甲賀忍法帖』、白土三平『忍者武芸帖』、OVA『獣兵衛忍法帖』、せがわまさきバジリスク』あたりのどれかを読んでいてもらえば楽しめると思います。