涼宮ハルヒの詰合
12話だけ見て、発作的に購入。
トラックの1と2だけをヘビーリピート。うあー、90年代前半ツーかNHKのポップジャムってーか、プリンセスプリンセスとかな感じ。浜田麻里とかも。
ごめん、大好きだ。
女の子がこういう風な歌歌うのスキなんだよ、改めて12話見てると作り手側(小説の書き手、アニメの作り手)の時代感覚としての学園祭ライヴだよなーとか思う。
ああ、そうさ大好きなんだよっ!
以下脱線するのだけど、高校の文化祭ってのはやっぱりむちゃくちゃ愉しいわけ。で、その中でライヴでカッコよく歌えるってヤツがいる。
幸い、自分らがいた頃には2つほどそういうのがあって、BGMテープがなかったのでアカペラで「笑顔の行方」歌って、その迫力で5分間全校舎を沈黙させた女性の先輩とか、ピアノの弾き語りで「オリビアを聞きながら」で中庭に花を咲かせた同級生の女子とかいた。
で、こういうときの感覚って(ひとにもよるとは思うけど)じつは誇りとか言うものだったのかもしれない。つまりだ、所属する組織の中にこんなにすごくカッコよいヤツがいることを嬉しく思ったり、憧れたりする感じ。
もちろん、今から考えりゃチープな文化祭のライヴで何が誇りなんだかとか打ち消せる気もするけど、そして思い出せばやっぱりチープなんだけど(それこそ12話のステージのように)、けど、でも。カッコよかったんだよな。
12話褒めてる人のうち結構な割合がそうしたノスタルジーで物言ってんじゃないかと思うのだけどどうだんべ。
ああ、そういや現物が届いて初めてタイトルが「涼宮ハルヒの“結合”」ではなくて「涼宮ハルヒの“詰合”」だって気がついたよ。なんか卑猥だとか思ってたのだけど、勘違いだった。