卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

ダブルクロス

 日曜日、でんこうじ先輩、松谷先輩とダブルクロスを遊んだ。シーン制でキャラクター間の関係を管理するルールがあるシステムは久しぶりである。前は多分、真・女神転生TRPGだろう。
 詳しいことは後日にでも書くと思うが、久しぶりにストーリー志向なゲーム、キャラクターのロールプレイに傾注したキャンペーンをしたくなった。多分、その後に中島みゆきのライブCDで『夜行』や『歌姫』を聞いたせいだと思うのだけど。
 D&Dのルールにドライブされて冒険行を切り抜けていくスタイルはいろんな人と遊べるのがありがたい。草野球の楽しみがある。一方、ストーリー志向のRPGルールは楽器を持ち寄ってのちょっとした集まりの気配だ。
 自分の得意な状況やキャラクターの個性を、ゲームのルールという道具で奏で、その場のほかのメンツにスイングさせる。互いにシーン・プレイヤーとして旋律をやり取りしていく。
 僕は、後者のスタイルは気心の知れた者同士でやるのが一番楽しいと感じている。カントリーの趣味のところに雅楽を持ち込んだり、津軽三味線にレゲエは合わないだろう(まぁ、一概にそんなこと言えないのかもしれないけれど)。でもって、久しぶりにセッションで旋律を聞いて、やってみたくなったわけだ。
#そもそも、D16は「ストーリー志向」である。
 今回のダブルクロスは残念ながら“楽器”の鳴らし方も“楽譜”の読み込みも未熟だったので感触をつかんだ程度。D&Dくらいのルール理解をした上で、いろいろ組んでみたい。