RPGバトン
先日のMusic Batonと同様のものが2本きている。1つはMusic Batonと同じくid:rararapocari君から受けたBook Baton。こちらはちょっと腰をすえてかかりたいので今回は後回し。
もう1つはTRPGバトン。発祥はゲーム・ライターである田中天さん(id:tentana)らしい(http://d.hatena.ne.jp/tentana/20050618#p1)。mixiを含めると3人(id:T_Nさん、id:akito_lightlyさん、March Hareさん)から受けた。チェーンモノで手法に賛否はあるのだろうけど、自己モニタのためにやってみます。こーゆーの好きだしね。
1.所有してるTRPGの数
というわけで、手じかにあるのから順不同で。
ClassicD&D、AD&D2nd、D&D3.5、D&D3.0、CONAN RPG(OGLのヤツ)、ファイティングファンタジー、アドバンスト・ファイティングファンタジー、サタスペRemix+、迷宮キングダム、ダブルクロス2nd、蓬莱学園の冒険!、ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード、ファー・ローズ・トゥ・ロード、ローズ・トゥ・ロード、ワースブレイド、熱血専用、戦国霊異伝、真・女神転生RPG、RPG福袋96、コール・オヴ・クトゥルフd20、クトゥルフの呼び声、TORG、ヴァンパイア・ザ・マスカレード、サイバーパンク2020、ルーンクエスト、トラベラー、メガトラベラー、ストームブリンガー、トンネルズ・アンド・トロールズ、ハイパートンネルズ・アンド・トロールズ、ウォーハンマーRPG、混沌の渦、アルビオン(RPG幻想辞典)
いじょ33。ここ数年はホントD&Dしか買ってません。
2.最近お気に入りのTRPG
D&D3.5……ってーのは半分仕事でもあるので止めておきます。
お気に入りは『迷宮キングダム』。まだ2回しか遊んでませんが、ピリリとして程よく悪趣味な世界観、シンプルなルールで軽快に冒険が出来ます。
パーティを機能させるために自分が何をすればいいか考えるのが楽しく、それが上手に報われたり、肩透かしをくったりするのも○。
3.思い入れのあるTRPG5タイトル
ネタを仕込もうとか思わないでもないんですが……その余裕ないかも。
(1)D&Dエキスパートルールセット
とりあえずD&Dは間違いないんですが、どのルールを買ったときに一番ワクワクしたかってーと、間違いなく『青箱』です。『赤箱』のマスター本にあって度肝を抜かれたファイアーボールや夢のようなテレポート、キュア・シリアス・ウーンズもさることながら、モンスターが大幅増補!
ヴァンパイアやキメラ、ゴーゴンヒドラにトロール、ミノタウロス。これでようやく絵になる冒険が出来ると思ったものでした。
そして、野外冒険とワンダリング・モンスター。ああ、ワンダリング・モンスター。
何よりも雄弁に世界観を語るあの2ページほどの表は、幼いDMに世界のひどさを教えてくれました。どこへ行ってもドラゴンには会うのな。
(2)ルーンクエスト
いまは無きゲームブック雑誌ウォーロックで高く評価され、漏れ聞く緻密なシステムに羨望のタメイキをついてた、当時のD16にとっての伝説のRPG。
ホビージャパンから翻訳が出ると聞いたときには文字通り飛び上がり、部活を休んで買いに行った記憶があります。
最初の基本ルールを読んで部分別HPやストライクランクによる戦闘シーケンス、d%ロールによる行為判定、そして多彩な武器と鎧に鼻血を垂れ流してました。プレートメイル以外の鎧を着る意味やスピアの強さを最初に認識したRPG。世界設定が無買ったという不満もすぐに『グローランサの神々』、『グローランサ』によって解消。そして、初めて出会う「リアルな」神話群にもだえ苦しむ。司祭との一問一答や、各社会の親が子供に聞かせる社会の約束事(特にスンチェンな)はイメージしていた幻想世界の形を根底から覆しそして耽溺するに十分でした。
一番最初にリプレイ書いたのもこれだったような記憶。
(3)トンネルズ・アンド・トロールズ
学生服のポケットにはルールブック、ノートにキャラシート、鉛筆は全部鉛筆サイコロに化けている。
アフリカンスローイングナイフやクレンクイン、シャムシールにフォールチョンなどのさまざまな武器の名前を知ったRPG。ぎっちりと遊んだ記憶は実は無くって、わいわいと仲間内で騒いでたことだけ思い出します。語るべきものはないのだけど、思い出の多いRPG。
(4)クトゥルフの呼び声
正確にはこれで遊んだ「黄昏の天使」キャンペーン。
ともかく、現代日本で遊ぶってことに感動してた気がする。ナチュラルに伝奇になりつつも、PCはひでーことになってあんなことやこんなことにも。
RPG(ロケットランチャー)の破壊力や秘密結社と戦う、メリケンサック高校生など香ばしく青かった。あとは、ふつーに遊んだらPCが死にまくりそうだったのでキーパーがお助けNPCを出してくれてた。二丁鞭使いの操り人形師とか、折りたたみ刃の鎌使いの看護婦とか何だよそれ(笑)
(5)セルゼヴィア
で、ここで同人を出してみる。
大学の先輩が作ってたクラシックD&Dの追加ルール集。および、これを使って遊んだキャンペーン。D16のRPG観がパラダイムシフトしたキャンペーン。
セルゼヴィアとは先輩たちが高校から遊んでいたキャンペーン世界の設定+追加ルール。D&D系列でただ1つ、スマッシュという馬鹿ルールがあるクラシックD&D、さらにウェポンマスタリーのルールを採用してバランスをとるという荒業を成し遂げる。
ところどころAD&Dからデータを採用しているが、そこに当時のパソコンRPGやアニメ、マンガのネタを追加した『僕たちがやりたかった』D&Dって感じだ。
#うまい例えかどうかわからないのだが……。昭和仮面ライダーに対する『仮面ライダーSpirits』(村枝賢一)や、聖闘士星矢に対する『聖闘士星矢G』(岡田芽武)なのかもしれない。
ピーキーなバランスで“決して万人向けの”秀作じゃないけど、首筋にチリチリ来る感覚でこれを越える感覚は味わっていない。
4.気になる発売予定タイトル
D&D4th……、いや、そんなの後でいいんだ。
んー、WoC追っかけるので精一杯だったんで、余り気になっていないのだよなー。
新たなタイトル……。
新たなタイトルというわけではないのですが、『Cute Sister TRPG』には興味を抱いています。オンラインへの高い親和性とネタ性を保持しつつ、確実に新しいことをしている気がするあたりとか。『SF』ッぽくねぇ?
問題は本気で遊ぶにはハードルが高いこと、ヘタにプレイするとプレイ仲間にガチを仕掛けてしまう恐れがあることか知らん。恋するメイドRPGはまだギャグに逃げられる気がするんだけどね。
5.回す5人
お楽しみはここまでで。
知りたい人には個人で聞きます。