DDMの大幅進路変更
WoCのD&Dミニチュアがその展開を大きく変える。
D&D Miniatures Changes Announcement
D&D Miniatures Changes Explained
具体的に言うと、
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- 1パックあたりの数を少なくして、クオリティ向上
- PC用は中身固定3体セット。これには、独自のパワーのデータが入ったデータカードがつく。
- モンスター用は1体の大型ミニチュア(これは何が入っているか見える)に加えて、ランダムに封入されたレア1体、アンコモン1、コモン2からなる。セット全体でのミニチュア種類は40種に減らされる。
- これまでのスカーミッシュ・ゲーム用のセットは今度のDemonwebで終了。Feywildのセットはミニチュアを新セットに編入。
2009年春ごろにDungeons & Dragons Miniatures -- Player’s Handbook Heroesとして、中身固定のPC用セットが出る。これらはPHBおよびPHB2の種族、クラスによるIconicなミニチュア。1パックにPC3つ(男2つ、女1つ)で以下の6セットが予定。
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- Martial Heroes 1
- Martial Heroes 2
- Arcane Heroes 1
- Arcane Heroes 2
- Divine Heroes 1
- Primal Heroes 1
中身は外からわかるので、自分の好きなミニチュアを購入可能。2009年には2シリーズ、2020年には3シリーズ発売予定、メーカー希望小売価格は1パック$10.99.。
同時にDungeons & Dragons Miniatures -- Monster Manualの”Monster Manual: Dangerous Delves”セットも。
全40種、中型と大型ミニチュアからなり、上記まとめの比率でモンスターが入っている。こちらはメーカー希望小売価格1パック$14.99.。
原因としてはコストの急上昇。日本のカプセルトイの現状とか考えれば無理もない気がする。で、造形をCADにしたりとかで対応するもこれまでのような展開はキツいようだ。
数が8体から5体になるが、その分塗装のステップを50%増しにしてよりよいものを提供するとか。
#確かに全部がこの間のグリーンドラゴンのセットクラスの塗りになるなら、考えても良いか。ここ最近のは塗りがちょっと良くなかったもんねえ。
中にはモンスターマニュアル形式でより使いやすくしたフルカラーのデータカードが入っているとのこと。
あとはDDMの展開終了というのがちょっと驚いた。競技人口は減少気味で2007から2008で流れが変わるの期待していたけど、結局変わらなかったそうだ。
ちょっとコワイのがこのミニチュアセットで”独自のパワー”が発表されるってこと。これは何か? ミニチュアを買わないとそのパワーをRPGで使えないという”D&D: The Gathering ”状態になるのかと思ったけど、各パワーはD&D Insider中でのD&D CompendiumおよびD&D Character Builderのサービスには反映されるそうなのでD&D Insiderに入っていれば、ミニチュア買わなくてもこの情報にはアクセスできる。また、書籍の形にする予定もありそうだ。