卓上戦諸録(D16)

D16の卓上ゲーム記録

Keep on the Shadowfellの追加キャラ

 先日紹介したKeep on the Shadowfell。
 すでにスリンガーの中の人、田中天さんや(http://d.hatena.ne.jp/tentana/20080516#p2)、墜落世界の齋藤高吉さん(http://knucklebones.w.cmssquare.com/?p=415)もさわりを遊んでいるご様子。
 自分ですか? ……読んでいるだけです、orz。
 
 だってー、リプレイの作業がー、がー、がー。
 
 で、このKeep on the Shadowfellにはサンプルキャラが5体ついてるんですが、WoCのサイトにて、6番目のキャラがダウンロードできるようになってます。
 今回のキャラは、新種族で新職業。TieflingのWarlordですよ!

 H1 Character Sheet Extra(もしかしたら、D&DInsiderにログインしてないと落とせないかも)

 ティーフリングと言ったら日本語環境では3.0版で登場した種族で、下層次元界の血を引く混血種族。2版末期くらいから人気があって(たしかPlane Scapeというキャンペーンセッティグでスタート種族の設定が出たんだったかな)、4版ではついに基本種族になりました。画像はこんな感じ。角、蹄、尻尾などの属性が人気の秘密。実際向こうでのファンアートとか見てると、そうしたエキゾチックな外見や、暗めの出自もあって人気が高いようです。
 一方、ウォーロードは当初マーシャルのようなクラスかと思われましたが、中身を見てみるとオーラをはって仲間にボーナスを与えると言うより、積極的に仲間の位置調整や相手の移動阻害などを行うクラスとなっています。
 さらにこのサンプルキャラクター、成長するとウィザードとのマルチクラスをします。
 WoCでの先行情報(http://www.wizards.com/default.asp?x=dnd/4ex/20080430a)によると、マルチクラスは今回、特技を取ることでマルチ先のクラス能力を幾分か使えるようになるというもの。
 3版のようにウォーロード/ウィザードというクラス編成になるのではなく、ウィザード能力をもつウォーロードと言う形になるようです。
 特に記されていないので、これまでのD&Dにあった「鎧を着ていると魔法が使いにくい」という要素は4版マルチではなくなった模様。つまり、マルチクラス(この形式をマルチと言っていいのか微妙ですが)の為の特技を修得していれば、それ以上の制限はないのでしょう。
 3版のマルチは確かにおもしろかったのですが、クラス能力の組み合わせによって暴走機関車や役立たずができてしまい、ゲームとしての安定性を欠きました。それは両方とも同じくらいにゲームの楽しみをそぐという判断が成されたようです。
 ブレードシンガーからスペルブレード、ダスクブレード、そしてアブジュラント・チャンピオンへと至る魔法戦士の紆余曲折は、つまるところ鎧を着ていると魔法が使いにくいという基本ルールにいかに対応するかというあがきですよね。
 現在の所サンプルキャラクターは、Arcana技能とウィザードのパワー一つを得ているようです。これを可能にしているのが、Arcane Initiateと言う特技。WoCサイトでのClass-Specific Featsッて奴ですね。
 このあとはレベル上昇に伴いPower-Swap Featsを取ることで、本来自分が得られるクラス能力の代わりに、マルチ先のクラス能力を得てゆくようです。ちょっとこの辺りは抜粋だけだとよくわかんない感じ。
 いずれにしろ、おもしろそうな新クラスです。イラストは怖いですが、脳内でブラスレイターのエレアとかに置換すればいけると思うよ!

エクセレントモデル ブラスレイター エレア~Niθ Ver.~

エクセレントモデル ブラスレイター エレア~Niθ Ver.~